2026年7月23日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所相模原キャンパスで開催された「第26回宇宙科学シンポジウム」のブース展に、本プロジェクトが出展しました。

第26回宇宙科学シンポジウムは、「10-20年後の宇宙科学をデザインする」を掲げ、7月23日、24日の2日間にわたって開催されました。初日には、研究者、企業、学生の交流を目的としたブース展・ポスター展・ミニ講演会が行われました。
重力波プロジェクトは、「測る・動かす・伝える技術」のテーマにおいて、「重力波観測装置技術の応用による宇宙加速度センサーの高精度化」と題した展示を行いました。 この研究は、JAXA宇宙戦略基金事業のSX中核領域発展研究「SX-ARK」に採択された「超高精度慣性計測装置の社会実装に向けた研究開発」の一環として進められているものです。研究代表者は阿久津助教、代表機関は国立天文台です。
ブースでは、重力波観測装置の開発で培ってきた微小変位・微小力の計測技術を応用した「浮遊質量型加速度センサー」を紹介しました。従来の加速度センサーでは基準となる質量を機械的に支持しますが、本研究では宇宙空間で基準質量を浮遊させることにより、低い周波数帯の微小な加速度を高精度に計測することを目指しています。
当日は、ポスターと展示装置を用いてセンサーの原理を説明するとともに、宇宙機の自律航行や編隊飛行、惑星規模の資源・環境調査などへの応用可能性について、来場者と意見交換を行いました。学生スタッフも展示説明と実験装置のデモンストレーションに参加しました。
今後も、重力波観測のために培ってきた精密計測技術を、宇宙科学をはじめとする幅広い分野へ展開する研究開発を進めていきます。
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